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2011/12/05.Mon

「恋の罪」

観てきましたよ、園子温監督の「恋の罪」

いやあ~~、エロかったw w w
覚悟はしてましたがね~

テーマが「恋愛」(広義)と「エロス」なのは明白なので、もう少し覚悟してから行けばよかったんですがね~

3人の女優さんたちのエロスの表現は、本当に凄まじいものがありました。
まあ、普段見られないものを、芸術なんだから!ってことで真っ昼間から堂々と見るという経験も、時々あってもいいかな~、なんて思いましたけど

(●´艸`)

わたしは、エロスも人間の生命活動のひとつだし、目をそむけたり眉をひそめたりするものではない、と思っているので、エロ表現にはあまり抵抗がないのですが、そういうものに抵抗がある方は見ない方がいいかもしれませーん。

でも、わたしが行った日の劇場内は老若男女、バランスよくお客さんがいらしてて、アラフォー女一人鑑賞でも特に浮いたりはしてませんでしたよ。
観たいけど迷ってる~って方はぜひ!

ネタバレありの感想は続きから↓


東電OL殺人事件にインスパイアされて撮った作品とのことで、渋谷・円山町の廃アパートで女性の惨殺死体が発見されるところから始まります。

「冷たい熱帯魚」よりもグロさはそんなに強烈ではなく、テーマは暴力よりも「恋」「愛」「セックス」。
これでもかこれでもかと過激、かつ詩的に語りかけてくる感じは、「熱帯魚」と同じテンションでした。

水野美紀ちゃんの刑事役は、「踊る」の警官役はありゃ別人か?と思ってしまったほどのハマりっぷり。かなり色々研究して役作りされたとのことで、刑事姿がハマりすぎて、事件の顛末が単純だったことに若干ガッカリしてしまったほど。
かっこよく犯人逮捕するシーン見たかったなあ。

顔色ひとつ変えずに、凄惨な死体の検視に立ち会う場面とか、ゾクゾクしてしまいました。
でも、意外と出番は少なくて、他の二人の女優さんに比べれば、エロシーンもおとなしめ。

つか、そもそも水野さんのエロ設定って必要だった?なんてわたしは思ってしまったんですが(笑)
園監督が「女性目線で描いたエロス」っておっしゃってたらしいですが、水野さんの設定って男目線だよな~?なんて。
ここんとこ、急速にオッサン化してるわたしがズレてるのもあるのでしょうけど(笑)
他にもちょっとここでは書けないような「男目線」シーンが何度かあったのですが、ソコ聞かせてよ!って方は、ぜひご一緒に飲みに行きませう!w

この映画で、なにが一番すばらしかったかって、やはり神楽坂恵さんです
監督が結婚しちゃったのも納得です!
わたしがもし監督でも、結婚しちゃってたかも!つか、「この女優を他の誰にも渡したくない」くらいは思ってたと思う!
園監督作品を観るまで、神楽坂さんのことを知らなかった自分に回し蹴りしたい。バカ!


今回は作家(ツダカンさんです!)の妻役で、最初は箱入りの貞淑な奥さんから、どんどん坂道を転げ落ちるように堕ちていって、最後はそりゃもう凄まじいまでの堕ちっぷり。

最初の方はお芝居もなんとなくぎこちないように感じたのですが、これも役作りのうちなのか?
夫の帰りを待つ以外にすることがない奥様を、危なっかしいような感じで眺めてたのですが、堕ち始めてからは、鏡の前で全裸で「いらっしゃいませ~」とか、AVの相手役(深水元基くん!)に「わたしならお金を払ってでもやりたいと思う相手とやりますね」って言い放つシーンとか、後半は神楽坂さんの魅力炸裂、名シーンがたくさんありました~!

演技の技術とか、知名度とか、そういう部分ではなく、ただただ演じることだけで画面の中で輝く女優さんって、もろわたし好み。
しかも、決してキレイな役ではなく、それどころか最後は地獄の果てまで堕ちていくような役で。

監督、結婚しちゃうなんてズルい~~(2度目)

で、もう1人、昼は大学教授、夜は売春婦(しかも役作りに一切のごまかしなし)というチャレンジングな役を演じてらしたのが、富樫真さんという女優さんでした。

わたし、今回初めて知った方なのですが、以前蜷川さんの舞台で主演をされたこともある方なんですね~
富樫さんが演じる美津子という役は、普通の女優さんなら演じることを躊躇ってしまうような、本当に強烈な役で、激しいエロシーンもあるし狂った部分を表現するシーンもあるし、「この役をやって芸能人として得か損か」で考えたら、もしかしたら損な役なのかもしれません。

でも、富樫さんは本当~にすごかった!!

富樫さんのインタビューがとても素晴らしいのでリンクしちゃいますが

『恋の罪』事件簿:3人の女をプロファイリング:CINRA.NET
(↑ずずっと下の方に下がるとお美しい富樫さんが現れます)


「いつも美津子に見られてた」とか「美津子が足の上に乗ってきて、見てっからなと言った」(←呪怨カヤコか!笑)とか、なんだかものすごいことになってるのがお分かりいただけるかな~、と。

神楽坂さんのいずみと、富樫さんの美津子のシーンは、ホントにいいシーンばかりで、もう一度見たいです~。
女優の魂と魂がぶつかるシーンって、昔っから大好きなんですけど、この映画の 

富樫「わたしのとこまで堕ちてこい!」 

神楽坂「はいっ!」

…のシーンは、『女優二人で作るシーン大好きランキング』1位認定かもしれない・・・(またどうでもいいランキングねつ造してますね、すみませーん


エロ描写と地獄シチュエーション描写の毒気にあたってクラクラになりながらも、終盤、いずみが叫ぶ「言葉なんかおぼえるんじゃなかった」の詩には、思わずじんわり泣いてしまいました。

あ~、でも「城」がなんだったのか、わたしの頭では結局最後まで理解できなかった。
しかしもう一回観る勇気は・・・あまりないかも(笑)

「ヒミズ」も楽しみにしてます!
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