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2011/12/20.Tue

「アントキノイノチ」

先週、「アントキノイノチ」を観てまいりました。

岡田くんが見たくて行ったので、原作も読んでないし、予備知識もほとんどなし。
遺品整理のお話だってことだけは知ってる、という状態で観てきました。

いやあ、泣きましたわ
いろいろと「へ?」って部分もあるんですよ。
あるんですけど、それでもやっぱり涙が出ました。
題材のパワーと、岡田くん、榮倉奈々ちゃん他、俳優さんたちのお芝居に泣かされたって感じかなー。

詳しい感想は下から↓
ざっくり言うと、高校時代のある出来事のせいで心が壊れてしまった長島くん(=岡田将生くん)が、遺品整理の仕事を通じて、自分を取り戻していくお話です。
その過程で、同じ会社ではたらくゆき(=榮倉奈々ちゃん)との出会いがあるんですが、このゆきちゃんも心に深い傷を追っている子なんです。

で、この心を閉ざした二人が、だんだんとお互いを分かり合って、たどたどしくも前へ進んで行こうとする様子を、岡田くんと奈々ちゃんが繊細な演技ですばらしい奥行きをもって表現してくれて、ぐいぐい引き込まれました。

このブログをしばらく読んでくださってる方ならご存知だと思いますが、わたしは前から岡田くんを推してるわけなんですよ。

「悪人」や「告白」のイヤ~な役がすごくよかったから。
単なるイケメン俳優じゃないな~と思ってて。

で、「アントキノイノチ」を観て、さらに見直しましたね。
今回彼は主人公の長島くんをやったわけですが、例えばいじめっ子の松井くん(松坂桃李くん)の役でも、ネットいじめにあってた山木くん(染谷将太くん)の役でも、きっと完璧に出来てただろうな、と思わせる何かがある。

これが本物の持って生まれた透明感というものなのかな?と思ってみたり、でも透明感はどっちかっていうと長谷川(博己)くんだよなあ、とか。
わたしの中での岡田くんのイメージは、柔らかい羽(もちろん純白)
何にでもなれる白さと柔らかさがある俳優さんだな~と思っています。

長島くん役も、軽い吃音があったり姿勢も悪くて躁鬱の傾向もあって、なかなか難しい役でしたが、表面をなぞっただけでない、本気の迷いを抱えた長島くんが、岡田くんの演技力で生き生きと表現されてたと思います。
吃音のお芝居はもちろん、目の動かし方や歩き方など、うまいなあ~!と感心してしまいました。
それがまた、計算ぽくないのに自然過ぎない、微妙な感情ラインをきっちり押さえてる感じなんですよね~
(心の不安定さが現れるシーンでは、監督のカメラもブレてみたり、と演出面での援護射撃もかなりありましたが)

榮倉奈々ちゃんも、同じく「自分が生きてていいのか」という重い迷いを抱えた女性を、切なくリアルに演じていて、この映画で泣かされたシーンのほとんどは、奈々ちゃんのシーンでした。

「阿波DANCE」のことを思い出すと、本当に成長したんだな~、と。
(ただ、背が高過ぎるので損してますね><)

主人公の親友を演じた染谷将太くん。
この子、今なんか持ってますね?
凄みがありました、なんだか。
登場シーンは多くないんですが、強烈な印象でした。
「ヒミズ」を観るのがますます楽しみです。

その他にも、原田泰造さん、津田寛治さん、柄本明さん、宮崎美子さん、洞口依子さん、吹越満さん、壇れいさんなどなど、いい役者さんがたっくさん出ていました。あ、松坂くんもよかったです!

人が生きるという行為って、かならず何かを残してしまうものなんだってことを、この映画を観て改めて思いました。
それは、立派なものや役立つもの、いい思い出ばかりだけでなく、ゴミにしかならないもの、隠していたかったもの、持ち主が死んでしまった途端、意味がなくなってしまうものがほとんどだったり。

そんなモノたちの始末をつけてくれる遺品整理屋さんのお仕事は、神様のお手伝いにも似た作業のように感じました。

もちろん、人が孤独死した現場などは、状態も悲惨なものがあり、そんな部分の描写もちゃんと出てくるんだけれど、後半に行くにつれて、キレイな面だけを強調するようなムードになってきたのが若干残念でした。

特に、最後のあの展開は果たして必要だったのだろうか?と思いつつも、結局はむせるくらい泣かされちゃったんですけどね~

岡田くん、榮倉奈々ちゃんの演技を見るだけでも、充分観る価値がありました。
あ、冒頭からいきなり全裸の岡田くんの俳優魂も、見上げたもんです!
お尻痛そうでしたけど、大丈夫だったのでしょうか?
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