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2013/04/18.Thu

「木の上の軍隊」観てきました

蜷川さんの「祈りと怪物」観て以来なので、2ヶ月ぶり?

久々に、お芝居を観てきました↓

木の上の軍隊

竜也くん、山西惇さん、片平なぎささんの3人芝居です。

以下、若干ネタバレありの感想は下から〜↓


ここ最近、出演者の少ない舞台ってほとんど観てないので、今回は3人の演者さんだけで発する、それぞれの「演じる」パワーみたいなものに押されて、なかなか濃い時間を過ごして来ました。

巨大ガジュマルの木が張り出してるので、最前列はC列。
今回わたしはE列でしたので、なかなかよいお席でしたねー。
(最前列はコの字型になってて、上手下手に3列ずつくらい横を向いてるお席がありました)

竜也くんはそりゃーもう素晴らしかったんですが(後述)、今回わたしの中でのめっけもんは、山西惇さん。

山西さん、ケラ版「祈りと怪物」でダンダブールでした。
蜷川版では橋本さとしさんでしたが、ごくごく個人的な「どっちが印象に残ったか対決」では、僅差で橋本さんに軍配が上がってたんですけど(まっ、どーでもいいですがw)この舞台は、役柄の比重が大幅アップで、山西さんの魅力も倍増してました。

山西さん演じる「上官」って、内面の揺れ動きが激しい役だし、見た目の印象も、時空を超えて変化させなければいけない役じゃないですかー。

山西さんは、そのどれも職人技でやってのけ、さらに昭和のいぶし銀を残しつつ、「染み付いた教育」の殻を結局(表向きは)破れなかった哀愁の人を、物悲しい面白おかしさをふんわり漂わせて、一番最後にぐぐーっと押し寄せる感情の嵐みたいなものを、わたしの中に巻き起こしてくれました。

んで、その嵐を操る人、片平なぎささんは、語り部の役。
2人がいる木の上の世界を、くるくる周り、出たり入ったりしながら、お話を紡いでいきます。
(手元で色々編んでたりするのを見るのも楽しかった)

それにしても、女優さんの本気の目ヂカラって、いい意味でとっても怖い!
役に入っているときの片平さんの視線に数秒ロックされただけで、背筋がゾワゾワしてしまいました〜。
いわゆる「巫女」的な役でもあるので、神様的要素がたくさん入ってるんですよね。

「目で殺す」ってできるんですね…って感じですうひょ〜

片平さんの凛とした佇まい、よく通る美声(マイクついてましたが)で、有無を言わさずに物語の世界にぐいぐい引っ張り込まれてしまいましたさ〜。

カーテンコールで、役が抜けたときの目と、役が入ってるときの目が全然違う!
女優さんってやっぱり怖い!(いい意味で)

んで、竜也くんですよ。

あの、目をキラキラさせる術、、、あれ一体なに?!

もうねー、冒頭から目がキラキラしてるんですよー
今回は、純粋無垢な「新兵(つまり新米兵士)」の役だったもんで、そのキラキラが絶大な効果を生み出しておりました。

ちょっとバカかわいい部分のある役で、すっとぼけててとても可愛かったです。
コクーンシートでほとんど見えなかった「日の浦姫」の若者も、こーんな感じだったのねーきっと。

竜也くん、、、、確か30才だよねえ?!
あれ?もうすぐ31?!

まっっっったくもって全然そんな風に見えない

でね、役的に若そうに見えるし、頼りない役でもあるんだけど、演技は安定しすぎてて怖いくらい。

とてつもなく技量の高い人のお芝居を今観てる、という感覚を常に意識させてくれる俳優さんです。

ほとんど木の上に登ったままのお芝居、竜也くんと山西さんは本当に大変だったでしょう。
1時間55分の公演で、序盤からお二人とも汗びっしょり。

沖縄の暑さを表現する演出もあって、客席にもその熱気が充分に伝わってきましたさ〜

内容に関しては、ポリティカルな部分もあって、軽々しくあーだこーだ言えない部分がありますが、ちょっとだけそこに触れさせてもらうと、、、

結局今も、沖縄問題は混沌とした状況の中にあるけれど、政治的ではなく「感情的」「感覚的」に沖縄問題をあぶり出すのが舞台、芸術の役割なんだとすれば、この舞台は大成功なのでは…と思いました。
個人的には。

全体的に、笑いもたくさんありますし、ストーリーはいたってシンプルだけど、中に込められた井上さんのメッセージは、政治的に、ではなく、人として、ちゃんと伝わってくるものがありました。

そして、それをたった3人で、熱く濃密に伝え切ってくれた俳優さんたちに、惜しみなく拍手喝采してきました。
最後、なんとなく3人とも目がウルウルしてたように思えたのは気のせいかな?

それにしても、日常的なことでなく、こういう大きなものを表現できる俳優さんって、ホントにすごいと思う。
舞台真ん中の巨大ガジュマルの樹も、圧巻でした

観に行ってよかったです。
わたしにとって舞台は、いつだって「観に行ってよかった」なんですけど(笑)

以上「木の上の軍隊」の感想でした

次はいよいよ「あかいくらやみ」!

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舞台のおはなし | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
私も昨日観てきたので、やっとななこさんの感想読みました。

ななこさんはE列だったんですね!
舞台から落ちそうな位、前に出てたから、ほんとにすげそこに見えたんじゃないですか。
私はコクーンシートだったんですが、あの木の上でのシーンはとても見易かったですよ。

竜也くん無垢な新兵を可愛く演じてましたよね。
あのういういしさは、30とはとても思えないです!
でも、演技は凄い安定感でしたよね。

ただ少年ぽいとか、ういういしいとかよりも
ななこさんも書かれているように技量があったと思います。
今まで観た竜也くんのどの舞台よりも、それを感じました。
やっぱり凄い役者さんですね。

片平さんもとても効果的でしたし
山西さんも他には考えられない位、上官にぴったりでした。
3人芝居だけど、濃密でしたね。
いい舞台でした。
Re: タイトルなし
>こしおさん

そうなんです、結構前だったので、あの木がすごい迫力でした〜。

> 私はコクーンシートだったんですが、あの木の上でのシーンはとても見易かったですよ。

そうか!コクーンシート今回は当たりでしたね〜☆
最後の木の上は、地上からはすごーく遠くなってしまって、、、

ホント、竜也くんの初々しさは、「こうしよう」と思って作ってるものじゃないし、持って生まれた初々しさとも違うんですよね〜。不思議です。

> ななこさんも書かれているように技量があったと思います。
> 今まで観た竜也くんのどの舞台よりも、それを感じました。

わたしも、今までで一番感じました〜。シレラギもとてもよかったけど、あれとはまた違うし、映像で見てる竜也くんともちょっと違うし、出演作を次々見たくなってしまう罪な俳優さんです(笑)

そうそう、「ムサシ」もまた観に行くつもりでいます。
涼くんバージョンの時は、あんまり竜也くん見てなかったので、今度はガッツリと(笑)

片平さんも山西さんもとてもよかったし、3人芝居って濃厚でいいですね。
涼くんにもこれからの長い俳優キャリアのどこかで、少人数の舞台をやってほしいな、と思いました!

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