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2011/02/24.Thu

「あしたのジョー」

「あしたのジョー」観てきました!
ジョーは世代が違いますし、原作もアニメも知らないですけど、力石徹と矢吹丈と言えば、永遠のライバル~宿命の対決~力石のお葬式まで、瞬時にザーッと頭に浮かぶくらい、超有名な漫画の登場人物だってことは知ってる。

なので、正直に言うと、最初に山Pが実写版でジョーの役を演るって聞いたとき、
「なんつー罰ゲームだよ!ヒドイよ!!」と思ったもんです。

誰がどんな風に演じても、絶対悪口書かれるからです。
それがジャニタレともなればなおさら…叩かれ方に拍車がかかりますからねー。
ま、想像通り叩かれてますけど、
覚悟してたのよりはキツくない…これはもしや…

と思って観てきましたよ。

感想は続きからどうぞ
結論から言いますと、原作知らない&格闘技にも興味がないわたしにも「ボクシングというスポーツの美しさ」や、「本気でぶつかり合うことの高潔さ」がビリビリ伝わってくる、非常によくできたボクシング映画だったと思います。

この映画の肝は、ボクシング・シーン。ただただそれに尽きると感じました。鍛えられた肉体同士がぶつかり合う映像の、美しさったらそら半端ない!!!
元々はVFXの専門家だったらしい監督さんですが、今回は実写98%、CG2%(パンフより)とのこと。目を凝らしてよく見ましたが、2%のCGは、わたしごときには見分けられず。

従って、わたしの目に映った伊勢谷くんと山下くんの体は、完全に生身の、リアルな「拳闘」仕様の体でした。
殴られた時の「ガツン!!」とくる衝撃が、歪む骨格や肉の動きで、超リアルに伝わってきます!
見終ってすぐ、試合シーンだけ何度でもリピートできる感じ!演技とは思えない、でも完全に統制された殺陣のような、ダンスのような動きの美しさ。スローモーション、静止画、ハイスピードカメラの画像を駆使して、人と人が殴り合う姿の壮絶さが、これでもかーこれでもかと!

格闘技全然興味ないのに、アドレナリン大放出でヤバかったですねw

そんな試合シーンの肉付け的な役割と割り切ったのか、全体のストーリー展開はものすごくシンプルで、とっても駆け足に感じました。まー、有名作品ですから、最初からネタバレですしね。白木葉子の絡み方は、あれでよかったのかという疑問は残りましたが、この作品の中で成長したジョーの物語は、ここから始まると言っても過言ではなく、2とか続編って言葉は好かないですが、この先のジョーがどうなるのかも、見てみたい気がしました。

役者・山下智久については(ここからはわたしの妄想ですが)
「監督に言われたことを言われた通りにできる」ことが彼の最大の才能だと思ってます。
自分なりの解釈とか、トップアイドルとしてのアピールだとか、そういうものを差し挟まずに、作品を作る人が求めるものを、ただ素直に返すことができるというのは、実はとても重要な才能で、ジョーみたいな、世間的に固まったイメージがある役には、こういうアクの少ないタイプの俳優さんの方が作る側としては使いやすいんじゃないかな、と。
(いつもテンション低め安定の山下くんに、本気で人を殴る芝居をさせるのは大変だったみたいですがw)

伊勢谷くんが、力石のイメージそのものだったのに対して、山下くんはあんまりジョーには見えません。でも、見てるうちにどんどん山下ジョーが好きになっていく。山下くんはセリフがこもるし技術的には、凄い!って言える部分は少ないかもしれないけれど、見てる人の位置に演じてるキャラがスッと降りてきて、一緒に作品に入る道筋をつけてくれるんですよねー(褒めすぎかw)
ジョーってこんなコだったけか?まあいいや、とにかくこのジョーが好きになれそうだし
(ってわたしはなりましたけど、筋金入りのジョーファンのおじ様方は、そうは行かないんだろうな…)
(アンタ、最初っから山P大好きじゃん…って言わないであげてくださいw)

伊勢谷くんの力石は、途中から完全に劇画タッチに脳内変換で見てました。人間離れした役作りですよ、あれは!体も凄かったけど、紳士で、だけど自分のボクシングにすごいプライドを持っていて、命を賭けてジョーというライバルを倒すんだという力石像が物凄く魅力的で、一気にファンになっちゃいました。今なら力石のお葬式に参列しちゃった人の気持ちが分かる気がするw

香川さんの丹下。モノマネ番組のぐっさんかと思うような丹下メイクに、最初はブッと吹き出しかけましたが、完全なるなりきりぶりに、後半の「立つんだジョーーー!!!」のシーンにいたっては、
一緒に手に汗握って涙腺大崩壊ですよう。・゜・(ノД`)・゜・。
特殊メイクは、「やらないで怒られるより、やって怒られよう!」ってことだったらしいです。
やってよかったんじゃないでしょうか。

みんな良かったですけど、この作品に一番足りないと感じたもの。それはたぶん、泥臭い昭和っぽさ、かな。セットはめっちゃ昭和なんですよ~。ドヤ街のセットなんて、感動モノでした。でも、なんかみんなキレイなんですよね。山下くんも、そんなに髪の毛セットせんでもいいよってとこはありました。香里奈も顔や喋り方はギリ昭和なのに、ファッションがどっから見てもGINGER!キラリーン!って感じで。もうちょっとモッサリした感じを出して欲しかったなあ。

ジョーが「どん底から這い上がる」設定の、「どん底」部分が、あんまり「どん底感」がないことが非常に残念でした!もっともっとドロドロのぐちゃぐちゃの悲惨さが欲しかったなあ。それがなくても感動的だった試合シーンが、もっと深くなってたに違いないのにー。

あと、ほんの一瞬なんですけど、屋上でのテスト試合のとき、時代考証的に映ってはいけないものが映ったような…?確信はないですが…

これは一体昭和何年の設定なのー?って若干混乱する面はありましたねー。
だから、なんとなくファンタジーっぽく感じてしまって、試合シーンのリアルさとのギャップが不思議でした。

でもでも、とてもまっすぐに、前向きでいていいのさ~って教えてくれる、よい映画だと思いました。お子さんが見ても全然大丈夫!
わたしの横に座ってた男性は、鼻すすりながら観てましたよ
座ったままで、アドレナリン放出させたい方には、
絶対オススメです( ̄^ ̄)ゞ
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映画のおはなし | Comments(1) | Trackback(0)
Comment
今更のコメですがw
小学生の頃、男子に大人気だったあしたのジョー。
アニメが始まった時、話題に乗る為見てみたけど、私にはまるっきり乗れないままでした。どこがおもしろいのかよくわからなかった。
漫画最終回になる時も同じ。男子は大騒ぎしてたけど、ちゃんと太陽にほえろには乗って行けたのにやっぱりジョーは無縁のまま終了しました。未だにジョーの世界は扉をとざしたままです。

そこに、実は大好きな山Pが…(笑)丹下さんは20歳若い山崎努だといいのに(笑)
彼がジョーに合ってるかどうかは関係ありません。彼がジョーの役をやることに意義がある!
今なぜジョーなのか?それは不明ですがジョーをやったことで山Pは確実に階段を昇ってる。次につながって行くものがきっとあるはず。もうちょっと時間が経って、ジョーで彼が得たものが私にも見えるといいな。

昭和の香りを出しつつも野暮ったさは回避でスタイリッシュな昭和ですか~
めっちゃ昭和生まれな女としては、あまりリアルでも気恥ずかしいけど嘘も困るし(^3^)
昭和を生きてたしそんなわざわざ懐かしがる程のものでもない気がします。同時代的なアイコンとして、あしたのジョーがあるのは十分理解できます。

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